2022年03月06日
ヨハネの福音書13章1-2節、マルコの福音書14章3-9節
(抜粋)
イエス様はご自身の埋葬を予告されました。これはイエス様の人生の決断です。
ご自身の命を尽くして私たちを愛することを既に決めておられるということです。
その愛のクライマックスは十字架でした。つまり、死です。
イエス様は、ご自分のすべての所有と、遂には命までをも惜しみなく犠牲になさるのです。
これが無条件の愛です。あまりにも無謀な愛です。その愛はわたしたち罪人(つみびと)に向けられた愛でした。
世界の人にとって、キリストの犠牲は到底理解できない、非合理的で、愚かなものでした。
ツァラアトに冒された人シモンへの愛、罪人である私たちへの愛は、命を尽くし、初めから死を覚悟してくださった愛でした。
親が決死の覚悟で子供を育て、自分の身を犠牲にして死ぬように、主(しゅ)イエス・キリストはそのような愛で私たちを愛してくださるのです。
イエス様の愛を通して、わたしたちは唯一にしてまことの神様の愛を見たのです。