2025年01月02日
*日付: 2025年 1月1日, 新年礼拝
*本文: ハガイ書 1章 3-11節, マタイの福音書 4章 18-20節, ダニエル書 12章 2-4節
†昨年、大阪教会で奉仕していたイルヘ先生の家庭が御殿場センターに行き、私の家庭が大阪に来たのですが、今年から大阪教会も本格(ほんかく)的に他(ほか)の都市にも教会を開拓するなど、宣教に集中したいと思います。そこで今日、この初めの日に三つの御言葉を見ようと思います。まず《ハガイ書》を見てみましょう。
「3 すると預言者ハガイを通して、次のような主のことばがあった。4 『この宮が廃墟(はいきょ)となっているのに、あなたがただけが板張(いたば)りの家に住む時だろうか。』5 今、万軍の主はこう言われる。『あなたがたの歩みをよく考えよ。」 (ハガイ1:3-5)
「この宮が廃墟(はいきょ)となっているのに、あなたがただけが板張(いたば)りの家(paneled houses)に住む時だろうか」と神様が問われています。神様は民に自分たちの歩み(行い)をよく考えよと言われました。
詩篇を見ると、バビロン捕囚(ほしゅう)から帰(かえ)ってきたイスラエルの民に神様はこのような御言葉をくださいました。「種(たね)入れを抱(かか)え 泣きながら出て行く者は束(たば)を抱(かか)え 喜び叫びながら帰って来る。(詩篇126:6)」 だから「一生懸命種を蒔(ま)きなさい」と言われました。私たちにとって何よりも優先すべきことは何でしょうか? それは主の宮を建てることです。それは教会をたくさん建てることです。
「多くの種を蒔(ま)いても収穫(しゅうかく)はわずか。食べても満ち足りることがなく、飲んでも酔(よ)うことがなく、衣(ころも)を着ても温まることがない。金を稼(かせ)ぐ者が稼いでも、穴の開(あ)いた袋に入れるだけ。(ハガイ1:6)」
これは私たちが深く黙想しなければならない御言葉です。その間、私たちは一生懸命働きましたが、2027年までの残り3年間はもっと頑張らなければなりません。
「万軍の主はこう言われる。『あなたがたの歩みをよく考えよ。」(ハガイ1:7)
この預言者を通して、神様はあなたがたの歩み(行い)を振り返ってみなさいと言われています。
「山に登り、木を運(はこ)んで来て、宮を建てよ。そうすれば、わたしはそれを喜び、栄光を現す。―主は言われる― 」 (ハガイ1:8)
神様は、「あなたがたは山に登り、木を運んで来て、宮を建てなさい。そうすれば神様は喜び、栄光を現す」と言われました。
「あなたがたは多くを期待したが、見よ、得た物はわずか。あなたがたが家に持(も)ち帰ったとき、わたしはそれを吹き飛ばした。それはなぜか。―万軍の主のことば― それは、廃墟(はいきょ)となったわたしの宮のためだ。あなたがたがそれぞれ、自分の家のために走り回っていたからだ。」(ハガイ1:9)
「あなたがたは多くを期待したが、刈(か)り取ったものはどれほどあったのか。家に持ち帰ったものさえ、私がすべて吹き飛ばした。万軍の主がその理由を教えてくださる。私の宮が廃墟となったのは、あなたがたが自分の家を建てるのに忙しくしていたからだ」と、神様が民を叱責(しっせき)しておられます。これを見ると、皆さんはよく生きてきました。この叱責が私たちに降(ふ)りかからなかったのは、私たちがこの叱責をいつも覚えて生きてきたからです。神様は「あなたがたの家を先に建てて住む姿が美しくなかった」と言われました。ですから、私たちは先に主の宮を建てなければなりません。
「10 それゆえ、あなたがたのゆえに、天は露(つゆ)を滴(したた)らすのをやめ、地はその産物(さんぶつ)を出すのをやめた。11 わたしはまた、日照(ひで)りを呼び寄せた。地にも山々にも、穀物(こくもつ)にも新しいぶどう酒にも油にも、地が生み出す物にも、また人にも家畜(かちく)にも、手によるすべての労苦の実にも。」(ハガイ1:10-11)
主の宮を先に建てず、あなたがたのものを先に求めたために、あなたがたは貧しくなったと言われています。
今年は教会をたくさん建てましょう。教会を建てることに全力(ぜんりょく)を尽(つ)くしましょう。実際この御言葉に従って、うちの教会はここ数年、多くの教会を建ててきました。今、それを基盤(きばん)としてもっと多くの教会を建てなければなりません。今年は近畿地域(ちいき)に7つ以上の教会を建てましょう。 主要大学の前に教会を建ててみましょう。この預言者を通して私たちに語られた御言葉に従って、主の神殿を建てれば、大きなリバイバルが来るでしょう。
教会は天国への扉です。教会は神様を礼拝する場所であり、神の民が教育を受ける場所です。ユダヤ人には二つの大切な機関がありました。一つは祭祀(さいし)を行う神殿で、もう一つは神の民が御言葉を聞いて教育を受ける会堂(かいどう)(シナゴーグ)でした。教会はこの二つの機能が合わさったところです。私たちが教会をたくさん建て、青年たちをたくさん伝道してその主の宮を満たしていきましょう。そうすれば、リバイバルが来るでしょう。
皆さん、2025年にはこれを固く信じてください。これまで長い年月(ねんげつ)が経(た)っても、皆さんがたくさん伝道できませんでしたが、多くの魂を主のもとに導(みちび)けなかったと心配しないでください。神様はすでに多くのものを与えてくださいました。四方(しほう)を見渡(みわた)してみてください。それを基盤として、皆さんが伝道の情熱を持って力強く進めば、神様は今まで成し遂げられなかった驚くべきことを展開(てんかい)され、霊的な大きな収穫(しゅうかく)を皆さんにもたらしてくださるでしょう。皆さん、今年はそのような年(とし)になることを固(かた)く信じてください。
私たちがこの数年間に不思議な変化を遂(と)げたように、私たちの教会に溢れるような驚くべき働きが起こるでしょう。ですから、この預言者の声を私たちがよく聞き、この預言の御言葉を私たちへの御言葉として受け取り、力強く進みましょう。
今日、私たちが見ようとするもう一つの御言葉は<マタイの福音書4章>です。
「18 イエスはガリラヤ湖(こ)のほとりを歩いておられたとき、二人の兄弟、ペテロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレが、湖(みずうみ)で網(あみ)を打っているのをご覧になった。彼らは漁師(りょうし)であった。19 イエスは彼らに言われた。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師(りょうし)にしてあげよう。」20 彼らはすぐに網(あみ)を捨ててイエスに従った。21 イエスはそこから進んで行き、別の二人の兄弟、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、父ゼベダイと一緒に舟(ふね)の中で網を繕(つくろ)っているのを見ると、二人をお呼びになった。22 彼らはすぐに舟と父親(ちちおや)を残(のこ)してイエスに従った。(マタイ4:18-22)」
主は彼らが魚を捕(と)るのを見て、また網(あみ)を繕(つくろ)っているのを見て、とあります。私たちの働きにはこのように前方(ぜんぽう)(Front)があり、後方(こうほう)(Back)があります。今年は全ての働く場所において魂の救い、つまり宣教にその焦点を合わせて進みましょう。今日、元旦(がんたん)からこの決心を持って熱心を尽くしましょう。
弟子たちは網と舟と父親をすぐに捨ててイエス様について行きました。美しい神の国はこうして始まりました。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」 この主の御言葉通(どお)り、私たちの使命が人をとる漁師であることを覚えて、今年は魂の救いに焦点(しょうてん)を当てて1年間を生きましょう。そうすれば、<ヨハネの福音書>の最後にある御言葉のように、網が破(やぶ)れそうになるほどの魚が捕れるでしょう。その奇跡のように、数多くの魂を主が私たちに与えてくださるでしょう。私たちがこのような望みを持って力強くいきましょう。
皆さん、元気に過ごしてください。より多くの人々が主の幕屋に住むようになり、神様の多くの力と奇跡の働きの経験が私たちの教会の中でたくさん見られるでしょう。大いなる恵みの雨と聖霊の働きが今年から驚くほど起こります。それを皆さんが目にするでしょう。
最後に「ダニエル書」を見てみましょう。<ダニエル書>の最後の<12章>に終わりの日に関する預言があります。
「2 ちりの大地(だいち)の中に眠(ねむ)っている者のうち、多くの者が目を覚(さ)ます。ある者は永遠のいのちに、ある者は恥辱(ちじょく)と、永遠の嫌悪(けんお)に。3 賢明(けんめい)な者たちは大空(おおぞら)の輝きのように輝き、多くの者を義に導いた者は、世々(よよ)限りなく、星のようになる。」(ダニエル12:2-3)
多くの者を主のもとに立ち返らせた者は、星のように永遠に輝くと言われました。
「ダニエルよ。あなたは終わりの時まで、このことばを秘(ひ)めておき、この書を封(ふう)じておけ。多くの者は知識を増(ま)そうと捜(さが)し回(まわ)る。」(ダニエル12:4)
今、私たちはこのような時代を生きています。人々が速く行(ゆ)き来(き)し、知識が増(ま)す時代を今私たちは生きています。この時、皆さんが多くの人々を得るでしょう。彼らをあるべきところに立ち返らせてください。彼らを主のもとに帰らせ、皆さんが天の星のように輝くことを願います。皆さん、健(すこ)やかでいてください。あけましておめでとうございます。Happy New Year!
The steadfast love of the Lord never ceases His mercies never come to an end They are new every...
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